平成28年7月17日は私にとって幸運とサプライズが重なり合う特別な一日でした。
1936年生まれの私は人生の節目に当たる傘寿最初の誕生日でした。今年の正月、この記念する日に何処かいい大会がないものかランネットで調べていたところ7月17日に小布施見にマラソンがあり、しかもこの大会には種目別で80歳以上があることを見つけ即座にエントリーすることを決心しました。ラッキーです。何しろ暑い時期のハーフマラソン、しかも盆地になっている小布施ですからスタート時刻は朝の6時。
いよいよ大会当日です。宿は長野市内でそこから長野電鉄を使って約1時間のところが会場です。2時30分に起床、善光寺下の駅まで歩き4時3分発に乗って会場に5時少し前に到着しました。そこでO先生と出会いしました。先生からも暑いのでゆっくり行きましょうといわれました。ここからサプライズが始まります。コースは果樹園の間や住宅の軒先、畑の間の農道、オフロードのような狭いところを道一杯に広がり、ぶっつかり合って進みました。9キロを過ぎ道幅も広くなって坂を下ってきたところに浦安ランナーズクラブのブルーのユニホームを着た人がいるではありませんか。ビックリポン。この日は暑く汗が出るので眼鏡をはずして走っていたので誰なのかわかりませんでしたが「浦安」と大声で叫んでみたら浜ちゃん、「みんな来てるぞ」と声が聞こえたその瞬間、大声で私の名前を叫んでいる大集団を見つけました。事前に何も聞かされておらず驚きました。会長はじめ皆さんとハイタッチしてパワーを注入してもらい、熱いものを感じながらでも冷静に走り続けました。そうでないとゴールで応援の皆さんに情けない姿を見せるわけに行かないので自重したのです。千曲川の土手の平たんになったところからギアを入れ替え頑張りました。20キロ地点で再び応援団から熱い声援をいただき渾身の力を振り絞ってゴールしました。
完走証を受け取って2度目のサプライズ。種目別80歳1位と書いてありスタッフの方からお祝いの言葉をもらいました。何と幸せな誕生日でしょう。
後で応援の皆さんが早朝2時に浦安を出発して小布施まで応援に駆けつけてくれたことを聞かされ感激、この感謝の気持ちは筆舌で表せません。常々私は練習によって強くなるしそのためには競い合い励ましあってそしていたわりの心が必要と考えています。今回このいたわりの心を、身をもって教えてくれた応援団の皆さんにはお礼の申しようもありません。浦安ランナーズクラブに席を置けたことが幸せです。皆さん本当にありがとうございました。
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